世界を斜め下からながめてみるのも悪くないのです。

人とは違う感じ方。違うからこそおもそろい。

伝わらないかもしれないことを伝えてみる話

伝えたいことはいっぱいある。

伝えない方がいいこともあるんだろうし、

伝わらないことが苦しいのを知っている



たとえばあなたが他人の悪口を言う。

ぼくはそれがすごく嫌だったとして、


それをあなたに伝えるのは

すごく苦しいことだったりする。


あなたは正しさを求めているんじゃなくて、

ただぼくに聞いていてほしいだけ。


"悪口を言うのは良くない"とか

そんなの聞きたいわけじゃない。


わかってる。

わかってるけども。


嫌なんだよ。

ぼくにとって大事なあなただったとして、

そのあなたが大嫌いな誰かだとしても、


ぼくがそいつを嫌いな理由を、

あなたのせいにしちゃダメなんだよ。


だからぼくは自分の感じたものを自分の言葉でちゃんと伝えなきゃいけなくて、


あなたが求めているものとは違うかもしれないけど、

ぼくがその誰かのことを嫌いじゃないなら、


"ぼくは嫌いじゃないよ"って

ちゃんとつたえなきゃいけない。




悪口ばっかのあなたのことは

あんまり好きじゃないこと。


これは言わなくてもいいことかもしれないし、


いったらあなたは嫌な気持ちになるかもしれない。


それでもそれを伝えるのは、


伝わらない苦しさより

なにも伝えないまま

少しずつあなたを嫌いになっていく方が


もっとずっと苦しいことを

ぼくは知っているからだったりする。

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